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EPISODE #3

The Heritage Behind Crafted Warmth

スコットランドの工房から届く、静かな温度

スコットランドの工房で育まれる、やわらかな温もり。この冬、Caledoorの装いを静かに支えているのは、Robert Mackie が手がける Brushed Wool のスカーフとグローブです。そのつくり手である Robert Mackie の Managing Director、Graeme Haddow と、Head of SalesのChelsea Colman が来日。1845年から続くものづくりの姿勢、素材への向き合い方、そして彼らの目に映る Caledoor について話を伺いました。
遠い土地で積み重ねられてきた静かな温かさは、どのようにして私たちの日常へとつながっているのか。その輪郭を、ゆっくりと辿っていきます。

1845 年から続く、静かなクラフトマンシップ

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Robert Mackieは1845年、歴史的に“Bonnet Toun(ボンネットの町)”と呼ばれるスチュワートンで創業しました。グレンガリー帽やバルモラル帽といった、伝統的なスコットランド・ボンネットづくりから、その歩みは始まります。現在もエアシャーの自社工場にて、すべての工程を一貫して生産。代々受け継がれてきた技術と、自然素材への確かな理解を礎に、ものづくりを続けています。また、ウールの品質管理や労働環境、トレーサビリティに関する国際的な枠組みに沿い、Woolmark ライセンス、Sedex、Ethical Trading Initiative などの基準にも対応。事実に基づいた、誠実な製造体制を積み重ねてきました。Caledoorに届くスカーフやグローブの “静かな暖かさ” も、この長い時間の延長線上に、そっと宿っています。

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Caledoorの印象を教えてください

「“外へ出たくなる人” のそばにあるブランド。ファッショナブルでありながら、モダンなアウトドアブランドだと感じます」
彼らは、迷いなくそう語りました。パンデミック以降、スコットランドでは丘を歩き、山を登る“マンローバギング” の文化があらためて広がっています。“歩く” という行為が、再び日常の中心に戻ってきたのだといいます。そんな背景のなかで聞いた、「外に出たいと思う人の背中を、そっと押してくれるブランド」という言葉。
遠い土地に根づく “歩く文化” と、Caledoorが大切にしてきた「歩く人のための服」という思想。場所や世代を越えて、ふたつは静かに響き合っていました。

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Brushed Wool ー 軽く、暖かく、そして歩きやすい

Caledoorのランブリングスカーフとグローブに使われている Brushed Wool について尋ねると、彼らはこう説明してくれました。「編み上げた後、ブラッシングマシンで繊維をやさしく起こします。密度を高めながらも、厚みや重さを加えないのが特徴です。」手に取ると驚くほど軽く、ふわりと穏やかな暖かさ。長く歩いても負担にならず、季節の変わり目にも “重さが邪魔をしない” 素材です。今回選ばれたのは Lambswool。歩く人に必要な芯のある強さと、しなやかさ、そして耐久性を併せ持つ素材。素材の性質を理解し、用途に応じて静かに引き出す。その姿勢が、プロダクトの佇まいにそのまま表れています。

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Photo by Richard Gaston

Caledoor × Mackie ー なぜ、いま一緒につくるのか

今回の取り組みは、単なるコラボレーションという言葉では語りきれません。素材をどう使うか。色をどう重ねるか。そして、どんな時間の中で使われるのか。「Caledoorの色使いは、スコットランドとは違う視点を感じます」そう語る彼らの言葉が、印象的でした。
歩く人のために紡がれてきたCaledoorの色。素材と編みの技術を積み重ねてきた Mackie。どちらかが前に出るのではなく、互いの距離を確かめながら、静かに重ねていく。街でも、丘でも、旅の途中でも。自然光のなかで、少しずつ表情を変えていく色。感性と技術が、もっとも穏やかに重なった時間でした。

Rambling Brushed Wool Scarfー首元に、歩くための余白を

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ひと巻きで、装いと気分を静かに切り替えてくれるスカーフ。結ぶ、垂らす、ラフに巻く、自由なバランスが、歩く時間に自然と馴染みます。
Brushed Woolの軽さと柔らかさが、必要な分だけ温度を添え、冬の入り口でも重さを感じさせません。
防寒のためだけでなく、首元に “歩く余白” をつくる一本です。

Rambling Wool Gloves ー 手元に残す、静かな温度

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手全体を覆わず、必要な場所だけをやさしく温めるグローブ。Brushed Wool の軽さが動きを妨げることなく、ふわりと必要な分だけ温度を補います。屋内と屋外を行き来する時間。旅先での移動。季節の変わり目の、曖昧な寒さ。
いまの暮らしに寄り添う、可変性の高い暖かさを備えた道具です。

Japan and the UK ー 歩く街と、共有される感性

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日本のマーケットについて尋ねると、彼らはすぐに「個性」という言葉を挙げました。「日本のストリートスタイルはとてもファッショナブルで、英国のブランドも強く影響を受けています。」街を歩く人々の装いは国境を越え、ロンドンへ、そしてアメリカへと波紋のように広がっていく。その柔らかな連続性を、彼らの言葉から感じ取ることができました。

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Photo by Richard Gaston

ものづくりの根にあるもの ー 価値と継続

Robert Mackie の職人たちにとって、ものづくりの中心にあるのは「価値」です。「お客様に選び続けてもらうこと。自然素材と向き合うこと。そして、スコットランドでつくり続けること」編み立てから仕上げ、品質管理まで、すべての工程を同じ屋根の下で行うことで、精度が保たれています。
自然素材を扱う責任、土地に根ざしたクラフトの継承。そうした価値の積み重ねが、日常に寄り添う確かな品質を生み出しています。

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Photo by Richard Gaston

歩く人のそばで、静かに温度を灯すもの

街の風に触れながら歩くとき。
丘をゆっくり登るとき。
冬の朝、家を出る瞬間。
Caledoor のアイテムがそっと温度を足してくれるその裏側には、スコットランドで 1845 年から編み続けられてきたクラフトマンシップ があります。手に取ったときの軽さ。首に巻いた瞬間に広がる、やわらかな感触。
その静かな温もりは、遠い工房で積み重ねられてきた時間とともに、今日も私たちの日常へと届いています。

ABOUT  Robert Mackie

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1845年創業の Robert Mackie は、スコットランドの伝統的な帽子である “ボンネット” の製造からその歴史を始めました。スコティッシュ・レジメントの礼装に根ざしたボンネットづくりの技術は、現在もものづくりの核として受け継がれ、世界中のパイプバンドやクラン組織に長く愛され続けています。現在は、ニット帽、スカーフ、グローブを中心とした高品質なニットアクセサリーを展開。エアシャー地方に息づく豊かな繊維文化に着想を得た色使いと、安定したクオリティを特徴としています。すべての製品は、スコットランド・スチュワートンにある自社工場で一貫生産。天然素材のみを使用し、持続可能性にも配慮したものづくりを続けています。また、自社のリテールコレクションに加え、英国の歴史あるブランドをはじめとする多様なパートナーとの協業や別注生産も手がけ、長年培ってきた技術と柔軟な対応力を活かしたものづくりを行っています。

Official site:https://www.robertmackie.com/

Instagram: https://www.instagram.com/robertmackieofscotland/ 

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Graeme Haddow ─ Managing Director

エディンバラ大学にて商学士号を取得後、1984年にチャータードアカウンタントの資格を取得。その後、グラスゴーにある家業の塗料製造会社でマネージングディレクターを務めたのち、2002年に Robert Mackie of Scotland に入社しました。2009年に Managing Director に就任し、2015年には同社を買収。スチュワートンの工場と、そこに息づくクラフトマンシップを次世代へ受け継ぐことを使命に、現在も経営全体の指針策定と長期戦略の実行を統括しています。

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Chelsea Colman ─ Head of Sales

Heriot-Watt University にてテキスタイルデザインを専攻し、ファーストクラスの優等学位を取得。キャリアはカシミヤメーカー Alex Begg のデザイナーとしてスタートし、その後セールス部門へ転身。ラグジュアリーブランドのプライベートレーベル案件に携わりました。その後 Bute Fabrics にてロンドンを拠点としたインテリア分野のセールスを担当し、デザインチームと連携しながらファッション分野への再展開を推進。2024 年より Robert Mackie of Scotland の Head of Sales に就任し、スコットランド製造の価値観を軸に、商業戦略と長期的な成長を担っています。