英国ニットウェアブランド「macalastair（マカラスター）」×カレドアーのオリジナルニットウェア。今季はベスト、クルーネックセーター、ハーフジップセーターと3スタイル展開しています。希少なブリティッシュウールを贅沢に使ったニットはとても温かく且つ放湿性にも優れており、ランブリング時の気候に合わせてレイヤリングもしやすいゆったりとしたサイズ感ながら、その上品なカラーや風合いから、街歩きやアウトドアシーンと幅広く活躍してくれます。

使用しているウール糸は、世界遺産にも登録されているスコットランドの自然豊かな村「New Lanark（ニューラナーク）」の歴史ある紡績工場で紡がれたブリティッシュウール（英国羊毛）。世界の羊毛生産量のわずか3%のみであり、英国政府によって公的に管理されている大変希少な羊毛です。

マカラスターでは、ブリティッシュウールの中でも特にスコットランド産のウールをメインに使用。決して穏やかではないスコットランド特有の自然環境を耐え忍んできた羊の毛質は、しっかりしていて型くずれしにくい弾力性があります。さらに、雨を跳ね返す力が強い上に吸湿性や放湿性に優れているのも特徴です。柔らかさを出すためにシルクをブレンドし、着心地のいい独特な風合いを表現しています。季節によって色が巡る山麓や湖畔の平野をイメージして、カレドアーのオリジナル色で引き揃え糸を作成しました。

フリースが普及される1980年以前は、アウトドアシーンで中間保温着としてよく着られたウールセーター。中間保温着とはいわゆる「ミッドレイヤー」のことで、ベースレイヤーとアウターの間に着用し、季節や気温の変化、活動内容によって体温調整をするための必須アイテムです。近年、化学繊維製のミッドレイヤーが増える中、カレドアーでは原点にもどり、自然な調湿性、高い保温性、天然の防臭抗菌作用を持ち合わせた天然繊維であるウールの機能に着目しました。さらにニューラナークのウール糸は耐久性にも優れているため、ランブリングに適したニットウェアに仕上がっています。

ハーフジップセーターは着脱せずに体温調整がしやすいデザインです。ジップを上までしっかり上げることで首回りをあたため、熱を逃がしたいときはジップを下げて手間なく衣服内温湿度の調整が可能です。リブ部分はダブル巾で編み折り返しているため、二重構造になっており保温力がさらにアップしています。ジップには、美しさと滑らかな手触りを追求した高級感漂うYKK EXCELLA®を採用。

カレドアーのニットコレクションは、ベースレイヤーを着用した時のことを考慮し身巾や袖巾を大きめにデザインしていますが、ベストのアームホールも同様にゆったり大きめに取っています。腕の可動域が広くなり、インナーを重ねた際にもストレスなく着用できます。

冬に差し掛かる今の時期は郊外のランブリングだと冷え込みも予想されますが、歩いているとまだまだ暖かいため、Garment Dye Cotton Wool Shirt Blousonの上にアウター代わりに着用するのがおすすめ。さらに気温が落ちて本格的な寒さになれば、そのままアウターを羽織れば保温性のあるミッドレイヤーとして応用できるスタイリングです。